【今週の為替市場】海外勢のクリスマス休暇などで値動きは限定的か。

[概況]

今週の為替市場では海外勢のクリスマス休暇などで薄商いとなることが予想される。米ドル円は米中通商協議における第1段階の合意などが期待されるなか先週末にかけては109円台半ば付近での推移が続いた。
 
その後、週末に米中通商合意が報じられたことから引き続きリスク選好で米ドル買い円売りが期待できそうだが、海外勢のクリスマス休暇などにより値動きは徐々に小幅となることが予想される。
 
一方、クロス円では先週、英ポンド円の下落が目立った。ジョンソン英首相がEU離脱後の移行期間について、2020年末より後の延長を認めないとする条項を追加する方針であることから、英国とEU間での自由貿易協定の交渉など不安材料が残る。
 
また、今週は11月米新築住宅販売戸数(予想:72.8万件 前回:73.3万件)や11月米耐久財受注(予想:1.9% 前回:0.5%)など米経済指標の発表が予定されている。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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