東証マザーズ指数は前週末比2.70ポイント安の869.65ポイントと3日ぶり反落した。
東京株式市場全般が年末相場の終盤に入って売買が細って方向感が乏しく、新興市場も主力株が小動きだった。為替が若干の円高方向に振れるのに合わせて、次第に利益確定売りに押されていく展開となった。個人投資家の物色の矛先は先週末に引き続き直近IPO銘柄に向かった。ただ、IPO銘柄の物色が盛んな中、マザーズ市場全体のセンチメントも改善したようで、本日は、メルカリが3%超の上昇をみせるなど、時価総額上位銘柄でも堅調な動きがみられた。
値上がり銘柄数は104、値下がり銘柄数は199となった。
23日、マザーズ市場に上場したgbHDの終値は3660円で、初値(4020円)を360円(9.0%)下回った。初値を上回る場面もあったものの、引けにかけて利益確定売りが出た。
個別では、トゥエンティーフォーセブンがストップ安。フルッタフルッタ、ランディックス、Chatwork、オンコセラピー・サイエンス、レントラックスなど11銘柄は年初来安値を更新。アズーム、INCLUSIVE、ユナイトアンドグロウ、エディア、ウィルズが売られた。
一方、マクアケがストップ高。SERIOホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。ピーバンドットコム、ドリコム、マネーフォワード、Jストリーム、フリーなど10銘柄は年初来高値を更新。エードット、ライトアップ、チームスピリット、アドベンチャー、サイバー・バズが買われた。
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