24日の日経平均は小幅に続伸。9円47銭高の2万3830円58銭で取引を終えた。
海外投資家はクリスマス休暇に入っている状況であり、参加者が限られることもあり、こう着感の強い相場展開となった。
日経平均は9円高(2万3830円)と小幅な上昇で、東証1部の売買代金は今年最低を更新した。ローソク足では7日連続で陰線を形成。
特に後場は、6円安から7円安になってしばらく動かないといったような、寂しい時間帯が長く続いた。
明日25日の日経平均株価は動意に乏しい展開か。
24日の東証1部売買代金は1兆2861億円(前日比2137億円減)と前日に続く大幅減少となり、14年4月18日(1兆1502億円)以来の低水準となった。海外投資家のクリスマス休暇入りに伴い、市場エネルギーは衰退しており、盛り上がりは期待しにくい。
明日は米国をはじめ欧州や香港、韓国、フィリピン、シンガポール、マレーシア、インドネシア、インド、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、ブラジルと概ね世界の株式市場はお休みとなる。日本と中国では取引が行われるとはいえ、海外投資家はほぼ不在。あすの日本株は基本的には大きな動きは出づらいと考える。
ただ、北朝鮮の鼻息が荒くなっており、クリスマスのタイミングで何らかの軍事行動を行う可能性がある点には警戒を払っておく必要があるだろう。
■テクニカル・ポイント(24日現在)
25399.65 ボリンジャー:+3σ(26週)
25261.09 ボリンジャー:+3σ(13週)
24519.67 ボリンジャー:+2σ(13週)
24414.87 ボリンジャー:+3σ(25日)
24327.82 ボリンジャー:+2σ(26週)
24113.55 ボリンジャー:+2σ(25日)
23888.95 6日移動平均線
23830.58 ★日経平均株価24日終値
23812.23 ボリンジャー:+1σ(25日)
23778.26 ボリンジャー:+1σ(13週)
23725.78 均衡表転換線(日足)
23510.91 25日移動平均線
23408.92 均衡表基準線(日足)
23398.36 均衡表転換線(週足)
23255.99 ボリンジャー:+1σ(26週)
23209.59 ボリンジャー:-1σ(25日)
23141.55 新値三本足陰転値
23036.85 13週移動平均線
22908.27 ボリンジャー:-2σ(25日)
22888.31 均衡表雲上限(日足)
22696.70 75日移動平均線
22606.94 ボリンジャー:-3σ(25日)
22295.43 ボリンジャー:-1σ(13週)
ローソク足は7本連続の陰線を引き、終値が下降中の5日線を下回ったほか、ザラ場安値が昨日安値をわずかに割り込んだ。
東証1部の騰落レシオ(25日)は102.08%(昨日101.13%)と中立圏中央付近でほぼ横ばいで引けたほか、日中の値幅は57.21円と極端に狭く、もち合い相場は最終局面に入ったとみられる。
