日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比10円28銭高い3465円58銭だった。前日の米株式相場の上昇を受けて投資家心理が上向き、新興市場銘柄にも買いが入った。
値上がりが目立ったのが、好材料に反応した銘柄が多かった。
栄電子やアミファ、UTが上昇した。米グーグルが量子コンピューターを使ってスーパーコンピューターを大きく超える性能を実証したと発表し、YKTやNF回路が関連銘柄との思惑からが買いを集めた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で285億円、売買高は3944万株。
値上がり銘柄数は332、値下がり銘柄数は221となった。
個別では、YKT、ナビタスが一時ストップ高と値を飛ばした。東北新社、SHINWA Wise Holdings、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、エスイー、ティビィシィ・スキヤツトなど16銘柄は年初来高値を更新。アミファ、バッファロー、栄電子、東洋合成工業、大塚家具が買われた。
一方、三洋堂ホールディングスが年初来安値を更新。スリー・ディー・マトリックス、日本ユピカ、ジェイテック、クラスターテクノロジー、ベクターが売られた。
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