日経ジャスダック平均は7日続伸、年初来高値を更新

日経ジャスダック平均株価は7日続伸した。終値は前週末比23円82銭高い3502円61銭となり、3月4日の年初来高値を更新。終値としては2018年12月7日以来、10カ月半ぶりの高値を付けた。
前週末の米国株高や円安進行を背景に日経平均が連日年初来高値を更新するなか、個人投資家のマインドも上向き、JASDAQ市場にも買いが波及するかたちとなった。ワークマンなどの指数寄与度の大きい時価総額上位銘柄が堅調に推移した
ただ、連騰に対する警戒感や日米の金融政策に関する重要イベントなども控えていることから、利益確定売りも目立ち全般は狭いレンジでの小動きとなった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で454億円、売買高は5794万株だった。
値上がり銘柄数は357、値下がり銘柄数は261となった。
 
個別では、大伸化学がストップ高。トレードワークス、日本興業、SIホールディングス、中央化学は一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、暁飯島工業、幼児活動研究会、東北新社、ヴィレッジヴァンガードコーポレーションなど25銘柄は年初来高値を更新。内外テック、三相電機、SEMITEC、昭和真空、ナビタスが買われた。
 
一方、SHINWA Wise Holdingsがストップ安。メディシノバ・インクは一時ストップ安と急落した。ナフコ、三洋堂ホールディングス、トミタ電機、星医療酸器、日本銀行は年初来安値を更新。アエリア、ジェイテック、日邦産業、SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ、シンポが売られた。
 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次