日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比4円12銭高い3559円11銭となった。
東証1部の主要銘柄で構成する日経平均株価などは利益確定売り圧力に押され上値の重い展開となったが、新興銘柄には値動きの軽さに着目した買いが入った。外国為替市場で円高・ドル安が進行している点も、内需株の比率が高い新興株への買いを誘っているとの見方があった。
東芝による完全子会社化の発表を受けてニューフレアが連日で年初来高値を更新している。
ジャスダック市場の売買代金は概算で291億円、売買高は4362万株。
値上がり銘柄数は260、値下がり銘柄数は290となった。
個別では、日本サード・パーティがストップ高。安江工務店、美樹工業、藤田エンジニアリング、丸千代山岡家、エムケイシステムなど18銘柄は年初来高値を更新。フジトミ、シンクレイヤ、HAPiNS、ナガオカ、プロルート丸光が買われた。
一方、アルファクス・フード・システムが一時ストップ安と急落した。三洋堂ホールディングス、ビジョナリーホールディングスは年初来安値を更新。ケイブ、ヒーハイスト精工、Mipox、アイレックス、アール・エス・シーが売られた。
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