マザーズ指数は3日続落、バイオ関連株軟調

東証マザーズ指数は3日続落した。終値は前日比5.37ポイント安い851.56だった。
マザーズ市場にも朝方から売りが先行した。朝方の売り一巡後にマザーズ銘柄に対する押し目買いの動きもみられたが、中国経済指標やデモが深刻化する香港株が軟調となり、マザーズ市場にも次第に手仕舞い売りが優勢となった。
香港情勢への警戒感や日米金利差の縮小懸念から為替が1ドル=108円70銭付近まで円高に進んだこともあり、日経平均株価は続落し個人投資家心理に影響したと思われる。
そーせいなどのバイオ関連株をはじめサイバダイン、Sansanなどの指数インパクトの大きい銘柄群に軟調さが目立ち、3日続落となった。半面、メドピアやラクス、ユーザベースは上昇した。LINEとZホールディングスの経営統合報道を受け、競争環境の悪化に対する懸念から朝方に売られたメルカリも切り返して取引を終えた。
 
売買代金は概算で701.31億円。騰落数は、値上がり95銘柄、値下がり195銘柄、変わらず10銘柄であった。
 
個別では、リビン・テクノロジーズ、JMCがストップ安。リネットジャパングループは一時ストップ安と急落した。農業総合研究所、駅探、ALBERT、ビープラッツ、スマレジなど16銘柄は年初来安値を更新。MTG、シェアリングテクノロジー、エディア、ログリー、ベルトラが売られた。
 
一方、マーケットエンタープライズがストップ高。グローバルウェイ、サイバー・バズは一時ストップ高と値を飛ばした。Lib Work、ピーバンドットコム、ラクスは年初来高値を更新。フィードフォース、メドピア、エンバイオ・ホールディングス、フリークアウト・ホールディングス、リファインバースが買われた。

 

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