日経ジャスダック平均株価は反発し、午前の終値は同7円83銭高の3553円90銭だった。
好業績や好材料を発表した銘柄を中心に個人投資家の買いが入り、指数を押し上げた。日経平均株価が前場中ごろからクドロー米国家経済会議(NEC)委員長が米中貿易協議の第1段階の合意に関して「取りまとめに近づいている」と発言。これが好感され急速に強含んだのも、投資心理を上向かせた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で331億円、売買高は8362万株。
値上がり銘柄数は303、値下がり銘柄数は251となった。
個別では、トレイダーズホールディングスがストップ高。日本色材工業研究所、極東産機は一時ストップ高と値を飛ばした。安江工務店、シンクレイヤ、日本サード・パーティ、オリエンタルコンサルタンツホールディングス、アズマハウスなど21銘柄は年初来高値を更新。多摩川ホールディングス、AKIBAホールディングス、旭化学工業、ナガオカ、ダイヤ通商が買われた。
一方、三洋堂ホールディングス、ビジョナリーホールディングス、サカイホールディングスが年初来安値を更新。アエリア、ナビタス、ソフィアホールディングス、アミファ、イボキンが売られた。
