東証マザーズ指数も反発した。終値は前日比2.07ポイント高い853.63だった。
米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長が米中協議の合意について「近づいている」と述べたと伝わり、朝方進んでいた円高基調が一服し日経平均が反発したことに加え、デモ激化を受けて大きく下がっていた香港ハンセン指数も反発したことで個人投資家心理が回復した。これにより、バイオ関連どころでそーせい、サンバイオ、アンジェスといった主力銘柄がそろって上昇したことが指数を押し上げた。また、決算を受けてから軟調が続いていた指数インパクトの大きいメルカリが急伸した。フリマアプリで越境販売を開始したと発表した。
値上がり銘柄数は137、値下がり銘柄数は158となった。
個別では、アドベンチャー、インパクトホールディングス、レアジョブ、WASHハウス、CRGホールディングスがストップ高。マーケットエンタープライズ、ピーバンドットコム、ACCESS、エンバイオ・ホールディングス、ホープなど6銘柄は年初来高値を更新。オークファン、グローバルウェイ、HANATOUR JAPAN、バンク・オブ・イノベーション、EduLabが買われた。
一方、ナレッジスイート、キャリア、エスユーエス、MTGが一時ストップ安と急落した。農業総合研究所、クラウドワークス、ウォンテッドリー、ビープラッツ、スマレジなど18銘柄は年初来安値を更新。フェニックスバイオ、リファインバース、ブティックス、ピアラ、ジーエヌアイグループが売られた。
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