マザーズ指数が上値を切り下げる展開を続けている。売買代金の低迷も続いており、決算発表シーズンを通過しても新興市場全般の状況は改善していない。
マザーズ指数は850ポイント近辺まで下落。マザーズ指数は長期的な調整トレンドの中にいるが、足元でも上値が切り下がっており、足元の売買代金不足もあって調整地合いが続いている。持ち合い基調もあっただけに、東京市場全般の上値追いに連動した動きも期待したが蚊帳の外。
来週も下値不安を抱えながらの相場となりそうだ。
東証1部市場、日経平均株価の上値追いは一服しているものの、それによって新興市場に資金が巡ることはなく、目先は10月16日に付けた直近安値836ポイントの死守が焦点となってきている。
決算通過によるアク抜け感を期待するほど楽観的な状況にない。指数を持ち上げるパワーのある銘柄の決算が良くないだけに、浮上のきっかけを見いだしにくい。値ごろ感での参戦は消耗戦を招いてしまいそうで、注意が必要だろう。
日経平均の上昇が少し静かになれば、中小型株へ資金流入となり面白い銘柄が出てくると考える。
最も弱い市場であるマザーズ指数は、下値抵抗ライン、上値抵抗ラインが存在する。もし、上値抵抗ラインを抜き出すと爆発高する銘柄が出てくるでしょう。そうなれば面白くなってくるだろう
間近高値11/5から日足では三段下げが完了している可能性がある。
個人投資家が好む中小型株への資金シフトがこれから起きることを期待する。そうなるればどんな銘柄を選択するのか、弊社の稼足銘柄をご覧になって下さい。
