続伸、米株最高値や香港株高を好感 

日経平均株価は前営業日比63円47銭高の2万3366円79銭と東証株価指数(TOPIX)は0.39ポイント高の1697.06と小幅な値動きとなった。

米中貿易協議の進展期待から前週末の米株式市場で主要3指数がそろって過去最高値を更新し、東京市場でも運用リスクを取る動きが優勢だった。アジア各国・地域の株価指数が堅調に推移すると、日経平均は上げ幅を100円超に広げた。ただ、日経平均が年初来高値圏で推移するなか、利益確定売りも出やすかった。

半導体株など値がさ株の一角が買われて続伸した。ただ、相場全体を動かす新たな取引材料はない。

前引け時点の東証1部の売買代金は概算で8978億円、売買高は5億8654万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は942と、全体の約4割にとどまった。値下がりは1113、変わらずは95銘柄だった。
 


業種別株価指数(33業種)は、その他製品、医薬品などが上昇。水産・農林業、石油・石炭製品、繊維製品、保険業などは下落した。


 

個別では、任天堂が反発し、ソフトバンクG、ZHD、LINEは値を上げた。武田が続伸し、エーザイは反発。ファーストリテ、ソニーが堅調で、東エレク、ディスコ、アドバンテスが買われ、レーザーテックは急伸した。

 

半面、トヨタが値を消し、三桜工は急落。出光興産が売られ、東レは反落。三菱UFJ、第一生命は値を下げた。ZOZOは大幅続落。日水も下落した。

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