欧州の経済指標結果を受け、ユーロ円が下落。

[概況]
 
23日、欧米時間の外国為替市場におけるユーロ円は一時117.745円まで下落し、その後は118円前後で推移した。
 
欧州時間において、9月独製造業PMI【速報】(予想:44.2 結果:41.4)や9月ユーロ圏製造業PMI【速報】(予想:47.3 結果:45.6)など欧州圏の経済指標が発表された。
同指標が事前の予想値を下回ったことなどを受け、ユーロ円が下落。
一方、同様な動きで米ドル円は一時107.295円まで弱含んだ。
その後、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の議会証言が行われ、ECBは高度な緩和スタンスが必要であらゆる手段を使用するなどを述べたが特段、ユーロ円など為替への影響は限定的であった。
 
テクニカル的にはユーロ円は上方に一目均衡表の転換線(118.795円)や雲(下限119.105)などが控えており、同線がレジスタンスとなる可能性が考えられそうだ。

[提供:カネツFX証券株式会社]
 

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