[概況]
30日、欧米時間の外国為替市場における米ドル円は一時108.195円まで上昇し堅調な動きとなった。先週末、米メディアで報道されたトランプ米政権が米証券取引所に上場している中国株の廃止を検討しているとの内容について、米財務省広報官が否定。
さらにナバロ米大統領補佐官は「半分以上は不正確であり、虚偽だ」とコメントをしている。これらの発言を受け、米中貿易摩擦などに対する過度な懸念が後退することとなり米ドル買いの動きとなった。
テクニカル的には米ドル円は下方に控える5日移動平均線(107.948円)や一目均衡表の転換線(107.718円)などがサポートとなるか注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
