「どこまでも行こう」

 
「どこまでも行こう」
 
 
MY株式は反発。
背景は中国が部分的な合意を依然として受け入れる用意があるとのブルームバーグ報道。
フィナンシャル・タイムズも、中国が米農産物の年間購入拡大を提案すると報道。
これを好感してNYダウは一時250ドル超上昇した。た
だ中国政府高官らは「米政府が今週、中国の28団体・企業を事実上の禁輸リストに追加したことで信頼感が損なわれた。
協議での大きな進展に対する期待値は下がっている」とコメント。
上昇幅は引けにかけてやや縮小した。
S&P500主要11セクターはすべてプラス。
特に情報技術、エネルギーセクタが好調。
通商問題に敏感な半導体が買われフィラデルフィア半導体指数(SOX指数)は1.7%高。
個別銘柄ではマイクロソフトが1.9%高。
ジョンソン・エンド・ジョンソンは2%安。
商いは低調で3市場の売買高は53.3億株(直近20日平均は70.5億株)。
10年国債利回りは1.587%。
2年国債利回りは1.469%。
ドル円は107円台半ばでの推移。
恐怖と欲望指数は29→30に上昇。
 
 
SQ週の荒れる水曜の日経平均は寄り付き228円安、大引け131円高。
「前場9時00分が安値、後場15時00分が高値という明確な戻り歩調」という声が聞こえる。
日足は陽線。
終値(21456円)は5日線(21434円)を上回った。
東証1部の売買代金は1兆8036億円。
値上がり1070銘柄。値下がり982銘柄。
新高値54銘柄。新安値11銘柄。
騰落レシオは135.11と前日の129.11から上昇。
NTレシオは13.57倍。
サイコロは5勝7敗で41.7%。
25日線からは0.8%のマイナスかい離。
200日線からは1.2%のプラスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.763%。
買い方▲9.611%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方プラス0.611%。
再びプラス圏に浮上。
買い方▲14.980%。
10月4日時点のQuick調査の信用評価損率は▲14.05%。
5週ぶりに悪化。
10月4日時点の裁定買い残は714億円減の5067億円。
3週間ぶりの減少。
当限は511億円減の4584億円、翌限以降は203億円減の482億円。
同裁定売り残は720億円減の1兆6576億円。
4週連続の減少。
当限は645億円減の1兆5296億円、翌限以降は75億円減の1279億円。
空売り比率は43,9%で142日連続の40%超。
日経HVは11.3、日経VIは18.02。
日経平均採用銘柄のPERは12.24倍でEPSは1752円。
PBRは1.07倍でBPSは10052円。
一目均衡の雲の上限は20966円で23日に白いねじれ。
勝手雲の下限は21404円。
上限は21976円。
勝手雲は17日に黒くねじれている。
課題は木曜のマド埋め(21725円⇔21437円)。
月足陽線基準は21885円。
9月メジャーSQ値は21981円。
明日のSQでの奪還は難しそうだ。
2019年9月月中平均21585円、トピ1579ポイント
2019年3月月中平均21414.円、トピ1602ポイント。
週足陽線基準は21375円。
気学では「戻り売りの日なれど下寄り突っ込みは見送り」。
金曜は「安値を極めて急伸することあり」。
窓開けの多い木曜日は今年17勝20敗。
 
NYダウは181ドル高の26346ドルと3日ぶりの反発。
NASDAQは79ポイント高の7903ポイント。
S&P500は26ポイント高の2919ポイント。
ダウ輸送株指数は114ポイント高の9943ポイント。
SOX指数は1.74%の上昇。
VIX指数は18.68。
3市場の売買高は53.3億株と減少(直近20日平均は70.5億株)。
225先物CME円建ては大証日中比130円高の21570円。
ドル建ては大証比日中比155円高の21595円。
大証夜間取引終値は日中比130円高の21570円。
ドル円は107.46円。
10年国債利回りは1.587%。
2年国債利回りは1.469%。
 
「9日の化学賞ではスマホや自動車など幅広く利用されているリチウムイオン電池はここ数年有力候補。
10日文学賞は昨年と合わせて2年分受賞者が発表される」。
これが市場の観測だった。
医学生理学賞と物理学賞は予想がハズレたが本命の化学賞は日本に来た。
関連銘柄は旭化成。
オールドファッションの日本の化学産業に光臨した格好だ。
日本の部材と技術がないと、世界は動かない。
このことは半導体のフッ化水素などで夏に実証されたことだが、また確認できたことになる。
 
「1か月2か月と仕込みをしながら待っている期間は正直楽しいものではない。
しかし花が咲くと嬉しいものである。
櫻井さんが毎年夏から来年の干支銘柄を探すように先をみて投資をする。
旭化成、読みは的中。
金曜日、早めに札幌移動ですね。
キタムク アノマリー
月曜日は満月です」と投資家さん。
相場は車の運転のように、後ろに3割、前に7割の気配りで対応するもの。
重要なのは時間軸とリズムだろう。
値幅とタイミングを推し計るのは難しい。
しかし誰にでも平等に与えられている条件は過去の推移。
ただ、この観測と解釈は自分だけのものだ。
何を捨て、何と採用するのかが未来を左右する。
一方で、フロントガラスの向こう側は完全に自分の世界。
航海図がないから、風を読むことが必要になる。
時折訳の判らない指示を出すカーナビの言いなりになることは避けたほうが良いだろう。
カーナビは枝葉末節にこだわりやかましいだけの市場関係者のようなものだ。
自分の知っている裏道を行くのも良いだろう。
未体験の道を行くのも良いだろう。
ハンドルを握っているのはカーナビではなく自分なのである。
風景の変化、周囲の変化。
そこはかとなく訪れる変化で方向を知ることも大切だ。
夜に向かっているのか、朝に向かっているのか。
北向きなのか南向きなのか。
そして、一番大切な材料は何なのか。
決して経済指標などの発表スケジュールではない。
海の向こうの訳のわからない道を走っている訳ではないのだ。
日本国内の道を走っているのだから、自分の方向性を見失うことだけは避けたいもの。
「どこまでも行こう、道は険しくとも、口笛を吹きながら走っていこう」だ。
 
10月10日は1964年の東京オリンピックの開会式が行われた日。
10月10日は「晴れる確率が高い日」なので開会式を行うことを決めたという。
(晴天確率は70%だった)。
実際、前日は台風の接近で東京は雨94降ったが当日は抜けるような秋晴れ。
天気に特異日があるのなら、株にあっても悪くない筈。
 
「リチウムイオン電池関連では、日立化成 (4217)、日本カーボン(5302)、ダブル・スコープ(6619)、ニッポン高度紙工業(3891)、GSユアサ(6674)、田中化研(4080)、古河電池(6907)など」と市場関係者。
そして・・・。
「鶴弥(5386)新東(5380)は三州瓦大手」とも。
 
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
サーバーワークス(4434)・・・動兆
 
サーバーワークスに注目する。
同社はアマゾン傘下のクラウド「AWS(アマゾンウェブサービス)」導入支援・保守代行が中核。
顧客のクラウド活用増は追い風。
740社、6900プロジェクトを超えるAWS導入実績で「プレミアコンサルティングパートナー」に継続認定。
東京2020大会開催期間中に10日の特別休暇を社員に付与。

(兜町カタリスト櫻井)

株ちゃんofficial xはこちら!
目次