東証マザーズ指数は前日比6.94ポイント安の859.34ポイントと続落した。
朝方から相場全体の方向感が定まらなかった。米国と中国の貿易交渉の先行きをめぐって慎重な見方と楽観論が交錯。日経平均株価は前日終値を挟んで上下した。マザーズ市場でも、物色に方向感がなく、朝方から売り優勢の展開だった。主力級銘柄に対する積極的な押し目買いの動きも限られ、米中閣僚級による通商協議を前に、関連報道に一喜一憂する動きが続いている。
市場では「協議の結果を見極めたいとの見方に変化はなく、積極的に上値を買い上がっていくには力不足」との指摘もあり、模様眺めムードが強まりそうだ。
値上がり銘柄数は103、値下がり銘柄数は171となった。
個別では、アドバンスト・メディア、Welby、Chatwork、ギフティ、HENNGEなど7銘柄が年初来安値を更新。スタジオアタオ、リンクバル、リボミック、ピアラ、チームスピリットが売られた。
一方、くふうカンパニー、エヌ・ピー・シー、Fringe81が年初来高値を更新。イノベーション、ホープ、メディア工房、サイジニア、GA technologiesが買われた。
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