米中協議進展期待で、米ドル円上昇。

[概況]
 
10日欧米時間の外国為替市場において、米ドル円は堅調な推移となっている。NY時間序盤に、米中閣僚級貿易協議の行方が注目されるなか、トランプ大統領が11日に中国の劉鶴副首相と会談することをツイッターで報じると、米中合意形成への期待感が高まり、リスク選好的に円売りが進んだ。
米ドル円は、それまで位置していた107円台半ばから、108.00円付近へと上昇、本日高値を108.005円へと更新した。心理的な節目として意識される108.00円の大台で戻り売りにあっており、同水準を突破できるかどうかが目先の焦点となる。
 
ただ、トランプ大統領・劉鶴副首相による会談の進捗を確認するまでは、ポジションを傾けにくい状況となることが予想され、一旦は小幅な調整売りが主体の相場付きとなりそうだ。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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