【寄り付き概況】
26日の寄り付きの日経平均株価は、前営業日比385円47銭安の2万0325円44銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、28.07ポイント安の1474.18で始まった。
米中貿易摩擦問題が一段と激化の様相を呈しており、前週末の米国株市場ではNYダウが600ドルを超える急落、ナスダック総合指数も約240ポイント安と大きく売り込まれた。23日に米中両国は相手国への追加化関税の報復措置を相次いで発表、報復関税の連鎖が止まらない状況となってきた。
このリスクオフの流れが東京市場を直撃している。足もと外国為替市場での円高加速と相まって一気に日経平均2万円大台攻防を意識する局面に入る可能性もある。
東京外国為替市場は午前9時3分時点で、1ドル=104円台の後半(前週末23日終値は1ドル=106円106銭)、1ユーロ=116円台の後半(同118円04-08銭)で取引されている。
寄り付き時点で業種別では33業種全面安で、値下がりで目立つのは非鉄、その他金融、海運、鉄鋼、機械など。
個別では、ソフトバンクG、任天堂、東エレク、キーエンスは大幅安。三菱UFJ、三井住友、みずほFG、武田が売られ、資生堂、ファーストリテが安く、JTは軟調となっている。
一方で、enishはしっかりとなっている。UNEXTH 、フルキャスH、小林産 などが上昇している。
225先物はソジェン・ドイツ・クレディ・大和・アムロ・パリバが買い越し。
野村・GS・みずほ・楽天・メリル・SBIが売り越し。
TOPIX先物は野村・ドイツ・大和・GSが買い越し。
ソジェン・バークレイズ・UBSが売り越し。
テクニカル的には、東洋建(1890)、プリマ(2281)、アルペン(3038)、ニッケ(3201)、サンセイランディック(3277)、オンリー(3376)、gumi(3903)、ベル24(6183)、石川製(6208)、化工機(6331)、QB(6571)、フタバ(7241)、ドウシシャ(7483)、サイゼリヤ(7581)、任天堂(7974)、日立ハイテク(8036)、オークワ(8217)、平和堂(8276)、東洋証(8614)、ダイビル(8806)、イオンモ(8905)、東映(9605)、スクエニ(9684)が動兆。
