米中貿易摩擦の激化懸念から米ドル円は一時105円割れるも反発。

[概況]

26日、東京外国為替市場の米ドル円は一時104.440円まで下落し、その後は反発している。
先週末、トランプ米大統領は中国製品2500億ドル相当に対して関税を25%から30%に引き上げ、残りの3000億ドル相当に対しても10%から15%に引き上げると発表した。
米中貿易摩擦の激化が懸念され、本日早朝に米ドル円は一時105円割れを示現した。
その後、中国の劉鶴副首相が冷静な交渉で通商問題の解決を望むと発言し、貿易戦争がエスカレートすることに対して反対姿勢を示した。
中国側が交渉を望んでいることなどが報じられると、米ドル円は106.00円付近まで反発。
現在、欧州時間に入り米ドル円は105.940円付近で推移している。
 
テクニカル的には米ドル円は5日移動平均線(106.096円)付近で推移しており、同線を上抜けきれるか注目したい。

[提供:カネツFX証券株式会社]
 

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