日経平均は反発。2万円割れを回避して一定の戻りを見せたことで、底割れの可能性は遠のいた。しかし、きのう26日に449円下落したにもかかわらず、その半分程度戻したところで上昇一服感が出てきており、ここから上は重い印象。
28日の東京株式市場は、堅調な展開が期待される。
止まっていた米中貿交渉が進むことが期待されるなか、日米の貿易交渉も基本合意に達するなど、徐々にではあるが、貿易に関する懸念材料を織り込む動きが進みそうだ。26日の下げ渋りの後、27日は反発に転じたことから、目先的には日経平均株価PBR1.0倍程度が下値として意識されそう。
■テクニカル・ポイント(27日現在)
21111.64 13週移動平均線
21069.90 均衡表雲下限(週足)
21036.93 均衡表雲下限(日足)
20966.92 均衡表転換線(週足)
20966.92 均衡表基準線(日足)
20926.85 25日移動平均線
20815.49 ボリンジャー:-1σ(26週)
20710.91 新値三本足陽転値
20672.16 ボリンジャー:-1σ(13週)
20558.64 6日移動平均線
20456.08 ★日経平均株価27日終値
20452.48 均衡表転換線(日足)
20413.97 ボリンジャー:-1σ(25日)
20330.44 ボリンジャー:-2σ(26週)
20232.68 ボリンジャー:-2σ(13週)
19901.10 ボリンジャー:-2σ(25日)
19845.38 ボリンジャー:-3σ(26週)
19793.20 ボリンジャー:-3σ(13週)
19388.22 ボリンジャー:-3σ(25日)
ローソク足は陰線を引いて終了。上ヒゲは下降を続ける5日線に届かず、上値での売り圧力の強さを再確認した。
ボリンジャーバンドでは、-1σをやや上回って推移したほか、RSI(14日ベース)も44.15%(昨日31.48%)に上昇し、下値模索局面からの離脱を示唆している。
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