戻り売りか、米ドル円。

[概況]
 
27日の欧米為替市場は、米ドル円の上値が重かった。目立った材料はないが、米中貿易問題の先行き不透明感が嫌気されたのかもしれない。というのも、同問題についてはトランプ米大統領が中国側から通商協議再開を求める連絡があった発言するも中国側は事実を否定しており、事態の進展は程遠いという印象が拭えないからだ。
 
米ドル円の動きを見ると、NY時間の序盤は買いが優勢で106円台まで上昇するも、その後は失速し再び105円台まで弱含んだ。終値は105.580円である。さて、本日の米ドル円だが、戻り売りの展開を予想する。なぜなら、ポイントだった106.00円を維持できなかったことから地合いはまだ弱いと判断するからだ。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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