日経ジャスダック平均は7日続落、リスク回避の売り先行

日経ジャスダック平均は7日続落した。前日比18円97銭安の3279円99銭だった。
手掛かり材料に乏しく買いが見送られる中、米中対立の長期化で景気減速の懸念が継続しており、リスク回避の売りが先行した。
高い成長期待を背景にこれまで上昇していた医薬・バイオ関連株を中心に、個人投資家の売りが出て相場の重荷となった。
一方で、内需関連の一部には買いが入ったが、相場を支えるほどの勢いはなかった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で150億円、売買高は2947万株。
値上がり銘柄数は154、値下がり銘柄数は372となった。
 
個別では、テラ、アルバイトタイムス、KG情報、ヒューマンホールディングス、ジェイテックなど30銘柄が年初来安値を更新した。フェスタリアホールディングス、サンデー、ハピネス・アンド・ディ、太洋物産、環境管理センターが売られた。
 
一方、シンクレイヤ、ニックスがストップ高となった。ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、新都ホールディングス、ニュートン・フィナンシャル・コンサルティングなど4銘柄は年初来高値を更新した。平山ホールディングス、カーメイト、ホーブ、アルファクス・フード・システム、オートウェーブが買われた。
 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次