日経ジャスダック平均株価は8営業日ぶりに反発した。終値は前日比12円36銭高い3294円46銭だった。
米中通商協議の進展期待を背景にした米国株の上昇を映して、個人投資家マインドが改善した。前日まで7日続落しており、個人投資家の押し目買いが入った。
日経平均の底堅さなどを背景に、ジャスダック平均は大引けまでじり高となる展開となった。
市場では「iPS細胞関連や低位株への短期志向の買いが多かった」との声が聞かれた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で309億円、売買高は4961万株だった。値上がり銘柄数は425、値下がり銘柄数は168となった。
個別では、ポラテクノ、ディ・アイ・システム、セルシードがストップ高。ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、アエリア、ニュートン・フィナンシャル・コンサルティング、デイトナなど5銘柄は年初来高値を更新。野村マイクロ・サイエンス、ピクセルカンパニーズ、エムケイシステム、明豊エンタープライズ、リプロセルが買われた。
一方、大本組、守谷商会、ブロッコリー、ANAP、昭栄薬品など23銘柄が年初来安値を更新。ニックス、平山ホールディングス、ホーブ、アテクト、太洋物産が売られた。
