日経ジャスダック平均は続伸も上値は重い

米国が1日に対中制裁関税「第4弾」を発動、中国も同時に報復関税を課し、米中貿易摩擦の激化懸念から投資家心理が悪化している。
世界景気の減速懸念が一段と強まるなか、貿易摩擦の影響が少ないとみられる内需株中心の新興株市場に個人投資家の資金がシフトした。
マクドナルドやワークマン、多摩川HDなどが買われた。
ただ、米中問題の長期化懸念が残ることや、今週は米経済指標の発表が多いことで様子見姿勢を決め込む投資家が多く、上値は重かった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で263億円、売買高は5703万株。
値上がり銘柄数は297、値下がり銘柄数は274となった。
 
個別では、セルシード、LCホールディングスがストップ高となった。ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、ポラテクノ、エフアンドエム、ワークマン、日本創発グループは年初来高値を更新した。リバーエレテック、シンクレイヤ、多摩川ホールディングス、ビーイング、ジェイテックが買われた。
 
一方、平安レイサービス、ヒューマンホールディングス、ブロッコリー、アプライド、ANAPなど22銘柄が年初来安値を更新した。アエリア、大和コンピューター、ソーバル、イメージ情報開発、ウチダエスコが売られた。
 

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