東証マザーズ指数は3日続伸した。前日比4.27ポイント高の850.19ポイントだった。
米中貿易摩擦への警戒感からリスク回避の動きが先行して始まったが、下値では割安感に着目した買いが入り、その後は上昇に転じた。
直近下げていたジーエヌアイが上昇し指数を牽引したほか、サマンサタバサ、弁護士ドットコムが買われた。
ただ、8月の米ISM製造業景況指数や雇用統計など重要な経済指標の発表を控えているとあって、様子見ムードが広がっている。
市場では「米中対立で米景気が大きく後退しているのか確認したい」との声も聞かれ、上値は重い。
値上がり銘柄数は167、値下がり銘柄数は101となった。
個別では、サマンサタバサジャパンリミテッドが一時ストップ高となった。NATTY SWANKYは年初来高値を更新した。アクアライン、シェアリングテクノロジー、ブランディングテクノロジー、ASJ、ACCESSが買われた。
一方、リネットジャパングループ、メディカルネット、モブキャストホールディングス、アドバンスト・メディア、VALUENEXなど13銘柄が年初来安値を更新した。Welby、自律制御システム研究所、中村超硬、一家ダイニングプロジェクト、ファンデリーが売られた。
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