反落スタート、米株再び波乱含み

【寄り付き概況】

4日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比46円49銭安の2万0578円67銭だった。
 
前日のNYダウが285ドル安と大幅安で一時400ドル以上下落する場面もあった。注目された8月のISM製造業景況感指数が3年ぶりに好不況の分かれ目とされる50を下回った。市場コンセンサスよりも低下が目立ち、米中貿易摩擦の影響が反映されたとの見方が市場心理を弱気に傾けている。
東京株式市場でもこれを受けて、主力株をはじめ広範囲に売りが先行した。中国関連株や米長期金利の急低下を背景に大手金融株などに逆風が強い。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、その他製品、精密機器、電力ガス、食料品の4業種が高い。値下がりで目立つのは紙パルプ、金属製品、石油など。
 
 
個別では、ソフトバンクGがさえず、三菱UFJ、三井住友、三菱商、リクルートHD、キーエンス、SUBARUが値を下げ、トヨタ、ホンダ、JT売られている。
 
半面、任天堂、ソニー、ファナック、武田が高い。ファーストリテ、ZOZO、良品計画が堅調。楽天、KLab、LINEも値を上げている。

225先物は、日興・JP・ソジェン・HSBC・アムロ・野村が買い越し。
みずほ・バークレイズ・メリル・大和・UBS・GSが売り越し。
TOPIX先物はクレディ・HSBC・メリルが買い越し。
シティ・みずほ・モルスタ・パリバが売り越し。
 
テクニカル的には、日本アクア(1429)、若築(1888)、ヤマト(1967)、丸大(2288)、Bガレ(3180)、Klab(3656)、大王紙(3880)、パイプド(3919)、ネオジャパン(3921)、関東電化(4047)、大日塗(4611)、太陽(4626)、冶金工(5480)、文化シャッタ(5930)、洋エンジ(6330)、オーイズミ(6428)、ダイヘン(6622)、日新電(6641)、アンリツ(6754)、ソニー(6758)、三井ハイテク(6966)、アルヒ(7198)、Gセブン(7508)、オリンパ(7733)、SHOーBI(7819)、アシックス(7936)、オカムラ(7994)、豊田通商(8015)、住商(8053)、ミツウロコ(8131)、テンアライド(8207)、パルコ(8251)、スパークス(8739)、Jパワー(9513)、Tナカヤマ(9830)、松屋フ(9887)が動兆。

 

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