[概況]
10日、欧米時間の外国為替市場において米ドル円は一時107.600円まで上昇した。
華為技術(ファーウェイ)が米政府に対する訴訟の一部を取り下げたことや、中国が米国産の農産物を購入する方針であることなどが報じられており、米中両国の関係の好転期待などから、米ドル円は上昇したようだ。
その他、トランプ米大統領がボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を解任したことなどが報じられているが、米ドル円の反応は限定的か。
テクニカル的には米ドル円は一目均衡表の雲の中に突入しており、雲上限(107.719円)を突破できるか注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
