マザーズ指数は反落、利益確定売り優勢

東証マザーズ指数は反落した。前日比10.23ポイント安の855.11ポイントだった。
朝方のマザーズ市場には買いが先行した。しかし、その後は業績面から売り込まれる銘柄も散見されるなか、前日に買いの目立った指数インパクトの大きい銘柄に対する利益確定の動きも目立った。これにより、寄り付き直後にマザーズ指数はマイナスに転じ、その後も下げ幅を拡大する格好となった。
明日の先物オプション特別清算指数算出(SQ)を控え、個人投資家による資金の逃げ足の速さが意識された。
売買代金は概算で591.33億円。騰落数は、値上がり106銘柄、値下がり176銘柄、変わらず10銘柄となった。

個別では、GA technologiesがストップ安となった。ツクルバ、カヤック、Welby、リビン・テクノロジーズ、Link-Uなど7銘柄は年初来安値を更新した。ベストワンドットコム、HEROZ、サマンサタバサジャパンリミテッド、リアルワールド、Fringe81が売られた。
 
一方、ピーバンドットコムがストップ高となった。フォーライフ、sMedio、くふうカンパニーは年初来高値を更新した。マーケットエンタープライズ、エディア、シンメンテホールディングス、サイジニア、自律制御システム研究所が買われた。
 
きょう、福証Qボード市場に新規上場したPBシステムは公開価格1380円を41%上回る初値1950円を付けた後、一時1980円まで買われる場面があった。その後は利益確定売りに押され、終値は1605円だった。
 

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