日経ジャスダック平均は6日続伸、前日比2円9銭高い3345円82銭だった。6日続伸は2月18~25日以来およそ7カ月ぶりの長さ。
外部環境の一層の好転を背景に個人投資家心理も一段と改善し、買いの流れが継続した。為替は1ドル=108円台までの円安に突入、本日の日経平均は節目となる21800円台まで上昇する場面をみせ、こういった要素も個人投資家のセンチメント改善に寄与したと思われる。
ただ、投資家の関心は主に東証1部へと向いており、ジャスダック市場も機械株など中国関連銘柄に限定された上昇に留まり、全体としては上げ幅は限られた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で297億円、売買高は4520万株。
値上がり銘柄数は305、値下がり銘柄数は282となった。
個別では、マサル、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、アーバネットコーポレーション、Eストアー、エイケン工業など7銘柄が年初来高値を更新した。ピクセルカンパニーズ、ソーバル、フジタコーポレーション、セゾン情報システムズ、ウェッジホールディングスが買われた。
一方、川崎地質、銀座山形屋、リーバイ・ストラウス ジャパンが年初来安値を更新した。ニックス、オリコン、アテクト、免疫生物研究所、ネクストジェンが売られた。
