マザーズ指数は反落、薄商いで売り優勢

東証マザーズ指数は反落した。終値は前週末比7.08ポイント安の888.97だった。
前週末の米国株下落を引き継ぐ形で、日経平均も軟調。マザーズ指数も同様の流れとなり、全体を押し上げる材料は見当たらず、利益確定売りや手じまい売りなどに押され気味だった。個別物色は散見されたものの、全体としては終日軟調な推移となった。
 
「個人投資家など値動きありきの短期筋による売買が中心だった」とみられ、マザーズ市場の売買代金が今年最低となるなど商いの薄さが目立つ一日だった。
売買代金は概算で649.26億円。騰落数は、値上がり140銘柄、値下がり131銘柄、変わらず19銘柄となった。
 
個別では、Kudan、Link-U、ヘリオス、Delta-Fly Pharma、シンメンテホールディングスなど7銘柄が年初来安値を更新した。フィードフォース、フェニックスバイオ、SHIFT、FFRI、イオレが売られた。
 
一方、メディア工房がストップ高となり、ソーシャルワイヤーは一時ストップ高となった。GA technologies、イグニス、イノベーション、エクスモーション、システムサポートなど7銘柄は年初来高値を更新した。エスユーエス、エル・ティー・エス、GameWith、クックビズ、ベガコーポレーションが買われた。
 
 

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