堅調な展開か。

24日の東京株式市場は続伸後、堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万1500円-2万1800円。
欧米株式が好材料を受けてしっかり上昇しており、日本株も買い優勢の展開を予想する。日経平均はきのう強い上昇で節目の2万1500円を上回っており、直近で悲観に傾いた分の修正が期待できる。
 
ただ、2万1600円前後の価格帯は、今月8日から16日にかけてもみ合いとなった水準でもあり、戻り待ちの売りに上値が重くなる場面もありそう。また、国内企業の4~6月期決算発表本格化を目前にして大きく上値を買い進む動きも見込みにくい。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の前半(23日終値は108円10-11銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=120円台の半ば(同120円99銭-121円04銭)と円高に振れている。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、23日の大阪取引所終値比95円高の2万1695円だった。
 
 
【好材料銘柄】 
 
■コスモ・バイオ <3386>
上期経常を2.2倍上方修正、通期も増額。
 
■フリービット <3843>
アルプスアルパイン <6770> とCASE、MaaS時代のシームレスカーライフ実現に向けて業務提携。また、改ざん不可能なインターネットインフラログシステム「The Log」をアルパインと共同開発。
 
■小松ウオール工業 <7949>
4-6月期(1Q)経常は2.9倍増益で着地。
 
■日本エンタープライズ <4829>
発行済み株式数の1.18%にあたる48万株の自社株を消却する。消却予定日は7月31日。
 
■TOKAIホールディングス <3167>
水・電気の完全自給自足を実現する「OTSハウス」を販売開始。
 
■ファンドクリエーショングループ <3266>
大田区の販売用不動産(住居用物件)を売却。
 
■三菱総合研究所 <3636>
東京大学発の蓄電池ベンチャー企業であるエクセルギー・パワー・システムズと資本業務提携。再生可能エネルギー主力電源化に必要な高速調整力の実装に向けて協業する。
 
■アステリア <3853>
NTTデータ東北とデータ連携ソフト「ASTERIA Warp」のサブスクリプション型製品の販売代理店契約を締結。
 
■ラクオリア創薬 <4579>
Nav1.7およびNav1.8ナトリウムチャネル遮断薬(アミド誘導体)について、国内で特許査定を受領。
 
■AGC <5201>
10月1日納品分から国内建築用ガラス関連製品を値上げする。値上げ率は板ガラス・ミラーが約15%、建築用加工ガラス製品は約10%を予定。
 
■東京製鐵 <5423>
上期経常を17%上方修正、通期も増額。
 
■エボラブルアジア <6191>
6月取扱高は前年同月比15%増の130億円。
 
■アジャイルメディア・ネットワーク <6573>
動画の制作プラットフォーム「ムビラボ」を運営するフラッグシップオーケストラと業務提携。
 
 
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
【国内】
24(水)
《決算発表》
ジャフコ、小野測、帝国ホテル、日本電技、カワチ薬品、信越化、栄研化、サイバエージ、高純度化、日電産、正興電機、航空電、アドバンテ、FTEC、日車輌、太平洋、キヤノン電、キヤノン、未来工業、日立ハイテク、KIHD、富通ゼネ、三菱自、日新電、日本ユピカ、蝶理
 
【海外】
米6月新築住宅販売(23:00)
英新首相就任
《米決算発表》
AT&T、TEコネクティビティ、ノーザン・トラスト、ボストン・サイエンティフィック、ネクステラ・エナジー、ボーイング、サーモフィッシャー・サイエンティフィック、セルジーン、ザイリンクス、フォード・モーター、フェイスブック、キャタピラー

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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