【寄り付き概況】
25日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比6円38銭高の2万1715円95銭だった。前日の米株式市場でナスダック総合株価指数が最高値を更新し、投資家心理が強気に傾き買い先行となっている。
前日の米国株市場ではキャタピラーやボーイングなどが大幅安となったことを受けNYダウは反落したものの、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は3日続伸し過去最高値を更新した。テキサス・インスツルメンツの決算が市場コンセンサスを上回り大幅高となり、半導体関連株全般に物色人気が波及、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3%強の上昇をみせており、この流れを東京株式市場も引き継ぎ、半導体関連株などを中心に買いを誘導している。
ただ、今週に入り、日経平均は290円強の上昇をみせており、2万1800円近辺は戻り売り圧力も意識され上値も重い。
寄り付き時点で業種別では33業種中、18業種が高く、値上がり上位に金属製品、化学、建設。一方、値下がりで目立つのは鉱業、水産、石油など。
個別では、信越化、SUMCO、東エレクが買われ、太陽誘電、キーエンスは値を上げている。日本電産、アンリツ、ファナックは堅調で、ソフトバンクG、ソフトバンク、大和ハウス、任天堂、ファーストリテが上昇している。
半面、国際帝石が売られ、出光興産、JXTGは値を下げている。川崎船、商船三井は軟調で、ソニー、キヤノン、日産自はさえない。
225先物は、クレディ・アムロ・GS・ドイツ・みずほが買い越し。
野村・モルスタ・UBS・ソジェン・パリバ・JPが売り越し。
TOPIX先物はみずほ・ソジェン・クレディが買い越し。
GS・モルスタ・シティ・バークレイズ・アムロが売り越し。
テクニカル的には、タケエイ(2151)、アウトソ(2427)、東エレデバ(2760)、ソリトン(3040)、ツルハ(3391)、GMOPG(3769)、インフォコム(4348)、扶桑化学(4368)、住友理工(5191)、有沢製(5208)、日製鋼(5631)、インターワークス(6032)、日ビュー(6097)、ツガミ(6101)、旭ダイヤ(6140)、ソディック(6143)、LITARICO(6187)、イワキポンプ(6237)、ナブテスコ(6268)、ヤマハモータ(6274)、カワタ(6292)、日精工(6293)、ワイエイシイ(6298)、椿本チ(6371)、マックス(6454)、イーグル(6486)、日立(6501)、シンフォニア(6507)、明電舎(6508)、トレックセミ(6616)、IDEC(6652)、EIZO(6737)、TDK(6762)、スミダ(6817)、ローム(6963)、太陽誘電(6976)、TSテック(7313)、33FG(7322)、ダイトロン(7609)、壱番屋(7630)、HOYA(7741)、トランザク(7818)、NISSHA(7915)、エフピコ(7947)、小松ウォ(7949)、東陽テク(8151)、トーセイ(8923)、社宅(8945)、ブックオフ(9278)、ピジョン(9416)、ファイバー(9450)、メイテック(9744)、JBCC(9889)が動兆。
