日経ジャスダック平均は4日ぶり反落、様子見ムード強い

日経ジャスダック平均株価は4日ぶりに小反落した。終値は前日比1円06銭安い3471円09銭だった。

企業業績の発表を受けた個別物色が中心で、方向感を欠く展開が続いた。前日まで上昇していた銘柄がやや多かったため、休日を前に利益確定の売りに押され気味の展開になった。
株価上昇により信用取引の評価損率は低下しており、個人投資家の投資余力は小さくないとみられる。ただ、今週は「個人の売買も東証1部の決算発表銘柄に向かっているため、新興企業市場銘柄など中小型株の商いは低調だ」といい、マザーズ、ジャスダックともに売買代金は少なかった。

ジャスダック市場の売買代金は概算で245億円、売買高は5197万株だった。
値上がり銘柄数は255、値下がり銘柄数は317となった。
 
個別では、カイノス、タカチホ、銀座ルノアール、サトー商会が年初来安値を更新した。サンオータス、アクサスホールディングス、テクノホライゾン・ホールディングス、アエリア、セキチューが売られた。
 
一方、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、アズジェント、レイ、パウダーテック、川重冷熱工業など12銘柄が年初来高値を更新した。ベクター、ナガセ、愛光電気、大阪油化工業、santecが買われた。

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