日経ジャスダック平均は反落、利益確定売り強まる

日経ジャスダック平均株価は小幅に反落した。終値は前日比4円68銭安の3479円51銭だった。前日の米株安を受け、ジャスダック市場も下落して始まった。その後は外国為替市場で円安が進んだことが好感されたが、上げ幅は限定的だった。
決算発表シーズンのため、好業績銘柄を個別物色する動きが出る一方、利益確定売りも強まり、売り買いが交錯した。
 
市場からは、「米国の利下げが市場予想通りに実施されたことで、節目となる重要材料を消化し、個人投資家が利ざや狙いで東証1部の好業績な銘柄に資金を集めた」との指摘があり、新興市場全体の取引は低調だった。

ジャスダック市場の売買代金は概算で293億円、売買高は4881万株だった。
値上がり銘柄数は271、値下がり銘柄数は307となった。
 
個別では、GMOペパボがストップ安となった。八千代工業、オータケ、東京貴宝、大塚家具、山陽百貨店は年初来安値を更新した。テクノホライゾン・ホールディングス、ミサワホーム中国、遠藤製作所、応用技術、タツミが売られた。
 
一方、スペースシャワーネットワークが一時ストップ高となった。Shinwa Wise Holdings、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、グリムス、エムケイシステム、医学生物学研究所など17銘柄は年初来高値を更新した。santec、ジェクシード、ソフィアホールディングス、桜井製作所、アマガサが買われた。
 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次