売り優勢の展開

2日の東京株式市場は反落か。
日経平均株価の予想レンジは、2万1000円-2万1200円。
現地1日の米国株式が続落した動きを受け、朝方から売り優勢のスタートとなろう。
シカゴ日経平均先物は2万1000円近辺からのスタートを示唆しており、FOMCが株高材料とならなかったことと併せて、見切り売りが加速する展開も想定しておく局面だろう。
為替を大きく動かす可能性のある米雇用統計の発表が今晩控えている点もリスク回避の売りを誘いやすく、下値探りの展開が続くだろう。
外国為替市場では円相場が1ドル=107円台前半まで上昇している。きのう1日の円安の動きから、一転して円高方向にあることから、中国売上高比率の高い銘柄や輸出関連などの景気敏感株を中心に売り圧力がかかりやすいだろう。

シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所終値比465円安の2万1035円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■イビデン <4062>
4-6月期(1Q)経常は29%増益で着地。
 
■日本動物高度医療センター <6039>
4-6月期(1Q)経常は43%増益で着地。
 
■日本アンテナ <6930>
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過。
 
■カシオ計算機 <6952>
4-6月期(1Q)経常は15%増益で着地。
 
■カプコン <9697>
4-6月期(1Q)経常は40%増益で着地。
 
■日本アクア <1429>
上期経常を60%上方修正・2期ぶり最高益更新へ。
 
■GCA <2174>
上期税引き前が11%増益で着地・4-6月期も25%増益。
 
■テンポイノベーション <3484>
4-6月期(1Q)経常は56%増益で着地。
 
■オプティム <3694>
遠隔作業支援サービス「Optimal Second Sight」を災害対策の支援機器として佐賀県警察に提供開始。
 
■ジェクシード <3719>
上期最終を一転黒字に上方修正。
 
■日本ユニシス <8056>
4-6月期(1Q)経常は2.1倍増益で着地。
 
■ヤマダ電機 <9831>
4-6月期(1Q)経常は44%増益で着地。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
【国内】
2(金)
7月マネタリーベース(8:50)
日銀金融政策決定会合議事要旨(6/19~6/20開催分)
《決算発表》
西松建、帝人、丸紅、亀田菓、旭化成、トヨタ、伊藤忠、住友商、セブン銀行、三菱ガス、持田薬、月島機、サンゲツ、ニッコンHD、昭和産、日清オイリオ、キッコーマン、アリアケ、グンゼ、ジョイ本田、東急不HD、セーレン、グリー、日産化、日触媒、オンコリス、ヤフー、神戸鋼、日特エンシ、ミネベアミツミ、ホシデン、アズビル、シスメックス、日セラミ、京セラ、全国保証、めぶきFG、いすゞ、ケーヒン、ホンダ、オリンパス、Gウイン、中国銀、山口FG、東センチュリー、三井不、東建物、阪急阪神、NTTデータ、よみラント、船総研HD、ベネッセHD、ゼリア新薬、オカモト、ヒロセ電、イリソ電子、フィックスタース
 
【海外】
米7月雇用統計(21:30)
米6月貿易収支(21:30)
米6月製造業受注(23:00)
《米決算発表》
シェブロン、エクソンモービル、シーゲイト・テクノロジー

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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