マザーズ指数は5日ぶり反落、投資マインド悪化

東証マザーズ指数は5日ぶり大幅反落した。前日比12.69ポイント安の892.58ポイントだった。
前日の米国市場において、米中摩擦激化への懸念が再燃した。
個人投資家のセンチメントも悪化したことから、マザーズ市場にも朝方より売りが先行した。また、円相場が一時1ドル=106円台を付けるなど強含むなか、日経平均が後場に節目の2万1000円を割り込むと、マザーズ市場の時価総額上位銘柄も揃って売り込まれる場面があった。大引けにかけては、米雇用統計などを控え、次第に様子見ムードの強まる展開になった。ただ、日本動物高度医療センターや手間いらずなど好決算銘柄や、個別に材料のあった銘柄は買われ指数を支えた。
売買代金は概算で634.93億円。騰落数は、値上がり53銘柄、値下がり232銘柄、変わらず9銘柄となった。
 
個別では、ツクルバ、アズーム、スタジオアタオ、クラウドワークス、インフォネットなど14銘柄が年初来安値を更新した。テラプローブ、テクノスデータサイエンス・エンジニアリング、エンバイオ・ホールディングス、エクスモーション、クックビズが売られた。
 
一方、バンク・オブ・イノベーション、ホープが年初来高値を更新した。日本動物高度医療センター、フィードフォース、アプリックス、レアジョブ、手間いらずが買われた。
 

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