マザーズ指数は900ポイントを回復して堅調な推移となっていたが、週末の為替市場の円高進行に伴う全面安につれて急落した。来週は新興市場上場銘柄の決算発表も増加する。全般の地合いも不安定だが、個別でも機敏な対応が必要とされそうだ。
マザーズ指数は7月30日に終値ベースで900歩イントを回復。売買代金は定量なままだが、8月1日まで4日続伸と堅調な推移となっていた。
新興市場上場銘柄は内需系企業が多いだけに為替市場の円高による業績面へのダメージはそれほど大きくないが、投資マインド悪化には大きな影響を受ける。新興市場は個人投資家中心の市場ではあるが、8月に入り市場参加者が減少する中で厳しい市場環境となってきている。
東証1部市場と違って個別の決算は全般への物色動向にまでは影響を与えないだろう
目先の需給が落ち着くまでは静観する必要がありそうだ。
