日経ジャスダック平均株価は小幅に3日続落した。前引けは前日比0円71銭安い3357円08銭となった。
米中貿易摩擦への警戒感が和らいだことで米国株式が大幅上昇。「東証1部の主力株に買いが入り、新興市場に資金が向かいにくかった」といい、個別銘柄の物色意欲は限られた。
外部環境が不透明な中でも、業績に裏付けのある高進捗銘柄には買いが先行している。
ジャスダック市場の売買代金は概算で164億円、売買高は2670万株。
値上がり銘柄数は316、値下がり銘柄数は222となった。
個別では、守谷商会、クルーズ、テラ、翻訳センター、日本コンピュータ・ダイナミクスなど11銘柄が年初来安値を更新した。日本エマージェンシーアシスタンス、ウィルソン・ラーニング ワールドワイド、やまねメディカル、ユニマット リタイアメント・コミュニティ、パシフィックシステムが売られた。
一方、ライフフーズが一時ストップ高となった。ヒビノ、ULSグループ、エムケイシステム、菱友システムズ、マジェスティ ゴルフなど6銘柄は年初来高値を更新した。UTグループ、ユニバーサル園芸社、イメージ情報開発、トライアイズ、多摩川ホールディングスが買われた。
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