【後場寄り付き概況】
14日午後の日経平均株価は、前営業日比164円08銭高の2万0619円52銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、9.80ポイント高の1496.37で始まった。
米国株高や円安を好感して買われた前場の地合いを引き継ぎ、輸出関連株を中心に値を保っている。
日本時間午前11時ごろに発表された中国経済統計は市場予想を下回ったが、上海などアジア各国・地域の株価指数は総じて堅調に推移しており、相場を下支えしている。
一方、不動産や鉄道などの内需株は引き続き軟調で相場の重荷となっている。
12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆244億円、売買高は5億8219万株だった。
個別では、ソフトバンクグループ(SBG)やファストリ、ユニファミマが高い。太陽誘電やスクリンも堅調となっている。
半面、朝方に年初来高値を付けたアドテストが下げ幅を拡大した。菱地所や東建物、住友不が安い。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買するランチバスケットは23件、659.23億円、売り買いほぼ同金額。
