東証マザーズ指数は前日比14.82ポイント安の853.98ポイントと反落した。
米国株急落を受けて日経平均株価が下落したため、マザーズ市場の投資家心理が悪化した。見切り売りが優勢となり、軟調に推移した。
その後は、為替市場において円高進行が一服したことを背景に日経平均も下げ渋るなか、好業績のマザーズ銘柄に対する物色の動きが次第に活発化した。これにより、マザーズ指数は引けにかけて下げ幅を縮小する展開となった。
朝方から売りが膨らみ、ジャスダック、マザーズ両市場ともに7割超の銘柄が値下がりした。
売買代金は概算で996.15億円。騰落数は、値上がり61銘柄、値下がり225銘柄、変わらず8銘柄となった。
個別では、オークファン、シェアリングテクノロジーがストップ安。FRONTEO、日本ホスピスホールディングスは一時ストップ安と急落した。メディネット、ユナイテッド、ベガコーポレーション、スタジオアタオ、リネットジャパングループなど44銘柄は年初来安値を更新。メドピア、アドベンチャー、ホットリンク、みらいワークス、プレシジョン・システム・サイエンスが売られた。
一方、グローバルウェイ、カオナビがストップ高。キャンディル、ラクス、イノベーション、プラッツなど5銘柄は年初来高値を更新。インターネットインフィニティー、マーケットエンタープライズ、ジーエヌアイグループ、フィードフォース、霞ヶ関キャピタルが買われた。
