[概況]
15日、東京外国為替市場の米ドル円は五・十日による実需の買いなどから一時106.030円付近まで上昇した。その後、米ドル円は105円台後半付近の水準で推移が続くが、15:30頃から急伸し106.825円まで上昇、本日の高値を更新した。特段、材料などが見当たらないことから、夏期休暇などで薄商いとなるなか、投機的な仕掛けであったとの見方もある。現在、米ドル円は106.220円付近で推移。
この後は、7月米小売売上高 (予想:前月比0.3% 前回:前月比0.4%)や7月米製造業生産 (予想:前月比0.2% 前回:前月比0.0%)など米経済指標の発表が予定されている。テクニカル的には米ドル円は5日移動平均線(105.941円)付近がサポートとなるか注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
