もみ合い展開か。

16日の日経平均株価は一進一退の展開となりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、2万200円-2万450円。
15日のNYダウ工業株30種平均が上昇して終え、投資家心理に一定の支えとなる。
日経平均は前日に約半年ぶりの安値をつけており、週末とあって持ち高整理を目的とした買いも入りやすい

ただ、米債券市場では10年債の利回りが2年債を下回る「逆イールド」が15日も発生するなど、近い将来の景気後退(リセッション)入りへの懸念は根強い。ダウ平均は下げる場面もあり、東京株式市場でも相場の上値を積極的に追う動きは鈍そうだ
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=106円台の前半(15日終値は106円24-25銭)、ユーロ・円が1ユーロ=117円台の後半(同118円44-48銭)と円は前日に比べて強含んでおり、輸出関連銘柄の重しになりそうだ。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、15日の大阪取引所終値比70円安の2万310円だった。

 
【好材料銘柄】
 
■ロコンド <3558>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.05%にあたる12万株(金額で1億4400万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月16日から20年8月15日まで。
 
■グローバルウェイ <3936>
カスタマーエクスペリエンスソリューションを提供するスイスのContentserv Groupへ出資する。
 
■イオンファンタジー <4343>
7月の国内既存店売上高は前年同月比0.5%増と6ヵ月連続で前年実績を上回った。
 
■エイジス <4659>
7月の売上高は前年同月比10.3%増と7ヵ月連続で前年実績を上回った。
 
■パーク24 <4666>
7月のタイムズ駐車場売上高は前年同月比6.7%増と増収基調が続いた。
 
■MRT <6034>
発行済み株式数(自社株を除く)の3.33%にあたる19万株(金額で1億5000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月16日から11月29日まで。
 
■ロゼッタ <6182>
ウェアラブル通訳デバイス「T-4PO Construction(仮)」の開発子会社を設立。また、RPA事業を行うRPAコンサルティング合同会社を買収する。
 
■アストマックス <7162>
7月運用資産残高は前月比0.3%増となった。
 
■芙蓉総合リース <8424>
アウトソーシングとコンサルティングを行うNOCグループの全株株式を取得し連結子会社化する。
 

【主な経済指標・スケジュール】

16(金)
《決算発表》
総医研、環境管理
 
【海外】
米7月住宅着工件数(21:30)

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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