米ドル円は106円台前半で軟調。

[概況]

20日、欧米時間の外国為替市場において米ドル円は106円台前半付近までじり安の展開となった。昨日、イタリアのコンテ首相が議会上院の演説で辞任を表明した。イタリアの政局不安などから円買いが優勢となり、ユーロ円は一時117.575円、一方で米ドル円は106.150円まで下落するも、為替への影響は一時的でユーロ円は再び117円台後半、米ドル円は116円台半ば付近まで水準を回復した。
 
その後は、米10年債利回りが1.55%付近まで低下したことなどを背景に米ドル円は再び弱含み106円台前半付近までじり安となった。テクニカル的には米ドル円は5日移動平均線(106.302円)付近で推移しており、引き続き同線がサポートとなるか注目したい。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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