マザーズ指数は3日ぶり反落、売りが優勢

東証マザーズ指数は反落した。前引けは10.28ポイント安の897.60だった。
前日までの上昇を受け、いったん利益を確定しようという売りが優勢になった。
外国為替市場での円高・ドル安進行が輸出関連株の業績面で重荷になるとの警戒感も上値を抑えた。「メルペイ」登録者の200万人突破を発表したメルカリは朝高後に下落に転じた。半面、5Gに用いる周波数割り当てを発表したアイ・ピー・エスが買われている。
個人投資家心理の重しになりやすく、週末要因のポジション調整の売りも出やすくなっていた。
値上がり銘柄数は93、値下がり銘柄数は173となった。
 
21日にマザーズ市場に上場したブランドTは買い気配のまま午前の取引を終えた。気配値を公募・売り出し(公開)価格の1740円の1.7倍の2958円まで切り上げた。
 
個別ではバルテス、ピアズ、MTGが年初来安値を更新。Amazia、日本ホスピスホールディングス、ラクスル、ソーシャルワイヤー、チームスピリットが売られた。
 
一方、G-FACTORYが一時ストップ高と値を飛ばした。キャンディル、イオレ、手間いらず、マーケットエンタープライズ、データホライゾンなど11銘柄は年初来高値を更新。アイ・ピー・エス、インパクトホールディングス、ネットイヤーグループ、プロレド・パートナーズ、gooddaysホールディングスが買われた。
 

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