「怠慢」
米中首脳会談は今日ではなく明日29日の11時半から。
すっかりスケジュールを間違えていた。
「トランプ米大統領と習近平中国国家主席の首脳会談は大阪市で28日午前11時半から行われる見通し。
結果が伝わるのは午後になるだろうから、明日の後場は相場が(上にせよ、下にせよ)大混乱となる可能性があるなぁ」。
このコメントを鵜呑みにしたのが間違いだった。
自分で確認することが重要なんて言っている割には怠っていたということが情けない。
氏素性とか育ちの違いというのは相場観にも少し影響するのかも知れない。
マスコミは人の不幸を人の幸福よりも優先する傾向があるから株高よりも暴落が好き。
東証アローズのカメラクルーを見ていると、下落時は上昇時の5倍は多い。
証券畑は、株高の方が投資家も商いも増加。
増資もIPOも増加するから、どうしても株高傾向に育ちがちだ。
かつては「株安を唱える証券マンは天に唾するようなもの」と称された。
一方で商社系・商品先物系の畑。
よくよく考えてみると、金の上昇が金科玉条のような世界。
あるいは原油にしても穀物にしても世界情勢の不安定が価格上昇につながる可能性が高い場所。
だから、常に世界中の警戒要因を探し出す傾向にあるようだ。
株が上がっても商品にはほとんど関係ない。
世界不安の拡大こそがベストな世界。
そういう世界で育つと景気・経済にはネガの見方が当たり前になってくるのだろう。
株の世界の対極の育ち。
ところが世界は株よりも商品優勢の傾向。
ここが東京の苦しいところでもあろうか。
スケジュールを見てみると・・・
週末:IWCから脱会、中国製造業PMI、百舌鳥・古市古墳群が世界遺産になる見通し
1日(月):6月日銀短観、自動車販売台数、路線価発表、消費者態度指数、
米ISM製造業景況感、建設支出、カナダ・香港休場
2日(火):マネタリーベース、欧州議会の新会期開始、OPEC会合
3日(水):米貿易収支、ISM非製造業景況感、ADP雇用レポート、新月
4日(木) :米休場(独立記念日)
5日(金):家計調査、景気動向指数、生活意識アンケート結果、米雇用統計
7日(日):水星逆行
【6月】(9勝5敗で2位、陽線確率64.3%)
27日(木)変化日
28日(金)G20首脳会議(大阪~29日)、大幅高の特異日、鬼宿日
30日(日)日本がIWCを奪会、ユネスコ世界遺産委員会(アゼルバイジャン)
【7月】(7勝7敗で10位、陽線確率50.0%)
1日(月):6月日銀短観、自動車販売台数、路線価発表、消費者態度指数、
米ISM製造業景況感、建設支出、カナダ・香港休場
2日(火):マネタリーベース、欧州議会の新会期開始、OPEC会合
3日(水):米貿易収支、ISM非製造業景況感、ADP雇用レポート、新月
4日(木) :米休場(独立記念日)
5日(金):家計調査、景気動向指数、生活意識アンケート結果、米雇用統計
7日(日):水星逆行
8日(月):機械受注、景気ウォッチャー調査、米消費者信用残高、変化日
9日(火):マネーストック、上げの特異日
10日(水):国内企業物価指数、ECB理事会、中国消費者・生産者物価、株安の日
11日(木):都心オフィス空室率、米消費者物価、財政収支
12日(金):SQ、米生産者物価、中国貿易収支
14日(日):八專開始(~24日)
15日(月):海の日で休場、NY連銀製造業景況感、中国GDP、各種経済指標
16日(火):東証が決済を2日後に短縮、米小売売上高、鉱工業生産、輸出入物価、ZEW景況感
17日(水):首都圏新築マンション販売、G7財務相・中央銀行総裁会合、米住宅着工件数、ベージュブック、株高の日、満月
18日(木):貿易統計、米CB景気先行指数、フィラデルフィア連銀製造業景況感
19日(金):変化日
21日(日):参院選挙
22日(月):シカゴ連銀全米活動指数
24日(火):東京五輪まで1年、米新築住宅販売件数
25日(木):企業向けサービス価格指数、米耐久財受注、製造業受注、ECB理事会
26日(金):米GDP速報値、変化日、鬼宿日
29日(月):日銀金融政策決定会合(~30日)、上げの特異日
30日(火):黒田総裁会見、日銀展望レポート、失業率、米FOMC(~1日)、個人所得、CS住宅価格指数
31日(水):消費者態度指数、米ADP雇用レポート、ユーロ圏GDP速報値、中国製造業PMI
(櫻井)
