【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比138円32銭安の2万1199円85銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、8.31ポイント安の1544.96で始まった。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに軟調。米中首脳会談を前に様子見ムードが広がる中、利益確定の売りに押され気味の業種が多い。
外国為替市場では、1ドル=107円60銭台の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
個別では、ソフトバンクGが反落し、JT、資生堂が値を下げ、リクルートHDはさえない。三菱UFJ、三井住友、野村は軟調。JXTG、丸紅は売られている。ソニー、村田製、太陽誘電、トヨタも下落している。
半面、アドバンテス、NECが上昇、コマツは小幅高。ファーストリテが反発し、武田、アステラス薬の医薬品や、ニトリHD、マルハニチロ、東電力HDが買われている。
前場の東証1部売買代金は概算で8400億円程度にとどまり、模様眺めムードを映す。
新興市場ではマザーズ指数や日経ジャスダック平均が上昇しているが、やはり個人投資家の物色が活発な印象は乏しい。アジア市場も中国株を中心に総じてさえない。後場の日経平均は引き続き軟調に推移しそうだ。
