日経ジャスダック平均は4日続伸した。前日比10円50銭高い3445円54銭だった。
前日の米国株の上昇などを映して、個人の投資マインドは改善し、短期の値幅取りを狙った低位株や好材料のある銘柄、テーマ銘柄、バイオ関連株などを中心に買い買いが先行した。
連日の株価上昇に対する警戒感から目先の利益を確保する動きも散見されたものの、日経平均がこう着となるなか、JASDAQ平均は後場にかけてもじりじりと上げ幅を拡大した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で649億円、売買高は1億4327万株だった。
値上がり銘柄数は340、値下がり銘柄数は262となった。
個別では、免疫生物研究所が一時ストップ高となった。第一建設工業、ミヤコ、アエリア、ULSグループ、システム ディなど17銘柄は年初来高値を更新した。値動きの軽い低位株物色の流れを引き継ぎ値動きの軽い低位株物色の流れを引き継ぎリバーエレテックが急伸し、値上がり率トップとなったほか、業務提携に関する基本合意書を締結したと発表したAKIBA、シニア向け施設紹介事業を開始したケアサービスなどが値上がり率上位にランクインした。他では、ケイブ、岡本硝子、テクノホライゾン・ホールディングスなどが買われた。
一方、テリロジー、アール・エス・シー、星医療酸器、銀座山形屋、コスモスイニシアなど7銘柄が年初来安値を更新した。決算発表後に急ピッチの上昇に対する警戒感から利食い売りが出た地域新聞社が6%安で値下がり率トップになったほか、ソフトフロントホールディングス、LCホールディングス、五洋インテックス、ベルパークが売られた。
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