日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比7円09銭高い3449円99銭と、5月7日以来、約2カ月ぶり高値をつけた。
前日の米国市場で、NYダウなどが史上最高値を更新し、日経平均も反発したことから、個人投資家のマインドも改善し、ジャスダック市場にも買いが先行して始まった。
引き続き好材料銘柄などが買われ、短期の値幅取りを狙った動きが出ている。
中国企業との提携を発表したエイシアンSなど好材料が出た銘柄に個人投資家らの買いが入った。
5日には米雇用統計の発表も控えているだけに、積極的に買い上がる雰囲気にはなく、買い一巡後は模様眺めムードが広がった。
市場関係者は、「市場の商いは薄く、本格的な買いにはつながっていない」と言う。
ジャスダック市場の売買代金は概算で444億円、売買高は1億658万株だった。
値上がり銘柄数は366、値下がり銘柄数は237となった。
個別では、ASIAN STARがストップ高。和弘食品、フジタコーポレーション、ミヤコ、ULSグループ、日本興業など16銘柄は年初来高値を更新。アテクト、アイ・ピー・エス、明豊エンタープライズ、ルーデン・ホールディングス、共同ピーアールがり買われた。
一方、コモ、創通、星医療酸器が年初来安値を更新。カルナバイオサイエンス、麻生フオームクリート、ヤマウ、イボキン、リバーエレテックが売られた。
