5日の東京株式市場は、模様眺めムードが強まり、もみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万1600円-2万1800円。
米国市場は独立記念日により休場。欧州市場はまちまちとなった。ドル円は107円80銭近辺で推移しており、きのうの取引時間の水準から大きく動いてはいない。新たな手掛かりには乏しく、前日終値近辺でのもみ合いが続くと予想する
手掛かり材料難のなか、週末要因や現地5日には米6月雇用統計の発表を控えることから、積極的な売買は限られそうだ。4日の東証1部の売買代金は1兆4548億円と今年2番目の低水準にとどまるなど、盛り上がりに欠ける状況にあることから、主要指数に連動する大型株を避け、値動きの軽い中小型株へ物色の矛先が向いそう。
為替相場は、ドル・円が1度ル=107円台の後半(4日終値は107円80-82銭)、ユーロ・円が1ユーロ=121円台の半ば(同121円63-67銭)と小動き。
大阪取引所ナイトセッションの最終値は、4日の終値比10円安の2万1660円だった。
【好材料銘柄】
■メドレックス <4586>
帯状疱疹後の神経疼痛治療薬「MRX-5LBT」の貼付力評価試験を実施。先行指標品である「Lidoderm」と比べて優れた貼付力を持つことを確認。
■ヤマシタヘルスケアホールディングス <9265>
前期経常を一転39%増益に上方修正、配当も16円増額。
■乃村工藝社 <9716>
3-5月期(1Q)経常は4.4倍増益で着地。
■いちご <2337>
大阪府泉南市の「いちご泉南狐池ECO発電所」で発電を開始。
■エービーシー・マート <2670>
3-5月期(1Q)経常は2%増益で着地。
■日本マクドナルドホールディングス <2702>
6月既存店売上高は前年同月比6.3%増と43ヵ月連続で前年実績を上回った。
■キユーピー <2809>
上期経常が2%増益で着地・3-5月期も微増益。
■イオンモール <8905>
3-5月期(1Q)経常は5%増益で着地。
■ブックオフグループホールディングス <9278>
6月既存店売上高は前年同月比5.4%増と増収基調が続いた。
■キユーソー流通システム <9369>
上期経常が11%増益で着地・3-5月期も4%増益。
■協和コンサルタンツ <9647>
上期経常を45%上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
5(金)
5月家計調査(8:30)
5月景気動向指数(14:00)
《決算発表》
イオン、ウエルシアHD、サーラ、ネクステージ、サンエー、ジーフット、MV九州、薬王堂、フェリシモ、Fブラザース、メディ工房、MV北海道、ファンタジー、マルゼン、オンワードHD、ワキタ、トーセイ、日本BS放、ミニストップ、アークス、ベルク、アオキスーパー、MV西日本
【海外】
米6月雇用統計(21:30)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
