手掛かり材料難のなか小幅続伸スタート

【寄り付き概況】
 
5日の日経平均株価は、前日比1円16銭高の2万1703円61銭と小幅に続伸してスタートした。
 
4日の米株式市場は独立記念日の祝日で休場だったため売買材料が乏しく、5日の日本時間夜に発表される米雇用統計は今月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)での金融政策の判断に強い影響を与えるとみられており様子見姿勢の投資家が多い。
 
総務省が5日朝に発表した5月の家計調査によると、2人以上世帯の消費支出は1世帯あたり30万901円で、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比4.0%増加(変動調整値)。ただ、「驚きのある結果ではなく市場に目立った影響はない」という。
韓国サムスン電子が4~6月期の連結営業利益が前年同期の確報値と比べ56%減ったと伝わったが、相場全体への影響は限定的だ。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も小動きとなっている。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、16業種が高く、値上がり上位に小売り、空運、建設、精密など。一方、値下がりで目立つのは鉱業、紙パルプ、サービスなど。
 
個別では、ファストリテやKDDI、ユニファミマが高い。東エレク、ソニーも買われている。任天堂が小高く、トヨタ、7&iHD、JTが値を上げ、アステラス薬、武田はしっかり。スシローGHDが小幅続伸している。
 
半面、ソフトバンクグループ(SBG)が値を下げ、楽天は大幅安。ABCマートは売り物がちで日立、アドバンテスト、キヤノン、リクルート、第一三共、資生堂、三菱商が下落している。
 
225先物は、メリル・アムロ・野村・バークレイズ・みずほが買い越し。
ソジェン・大和・JP・ドイツ・GSが売り越し。
TOPIX先物はバークレイズ・メリル・GS・JPが買い越し。
ソジェン・野村・モルスタが売り越し。
 
テクニカル的には、NESIC(1973)、東芝プラ(1983)、昭和産(2004)、CDS(2169)、COOK(2193)、不二家(2211)、森乳(2264)、カカクコム(2371)、アイロム(2372)、エムスリー(2413)、くら(2695)、キャンドゥ(2698)、サーラ(2734)、永谷園(2899)、ケンコー(2915)、DCM(3050)、トレファク(3093)、黒谷(3168)、サンセイラン(3277)、宮地エン(3431)、共和レザ83553)、アイスタイル(3660)、メディアドゥ(3678)、Vキューブ(3681)、日本アジ(3751)、モバファク(3912)、ネオジャパン(3921)、Ubicom(3937)、戸田工(4100)、大有機(4187)、NRI(4307)、ケネディクス(4321)、理ビタ(4526)、JCRファ(4552)、T&K(4636)、ダスキン(4665)、トーセ(4728)、サイバー(4751)、C&R(4763)、サイボウズ(4776)、Dガレ(4819)、農薬(4997)、ユシロ(5013)、MORESCO(5018)、フジクラ(5803)、タクマ(6013)、エスクロー(6093)、ベル24(6183)、エボラブル(6191)、セラク(6199)、マルマエ(6264)、井関(6310)、セガ(6460)、FPG(7148)、レシップ(7213)、高速(7504)、マルカ(7594)、進和(7607)、PCDEPO(7618)、スギ(7649)、フランスベ(7840)、トッパンF(7862)、宝印刷(7921)、東京産(8070)、カナデン(8081)、ミツウロコ(8131)、ロイヤル(8179)、テンアライド(8208)、オークワ(8217)、地銀セクター、東海東京(8616)、水戸(8622)、地所(8802)、インテリ(8940)、東急(9005)、富士急(9010)、鴻池運(9025)、サカイ(9039)、トランコム(9058)、日新(9066)、キュソ(9369)、ショーエイコ(9385)、日通信(9424)、ドコモ(9437)、GMO(9449)、電力セクター、大ガス(9532)、北ガス(9534)、建設技研(9621)、カプコン(9697)、進学会(9760)、モリト(9837)、プレナス(9945)、SBG(9984)が動兆。
 
 

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