日経ジャスダック平均は続伸、小口の買いやや優勢

日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。終値は前日比4円59銭高の3454円58銭だった。
4日の米国株式市場が独立記念日の祝日で休場だったことで、東京株式市場全体が手掛かり材料難のなか低調な取引となり、前場のジャスダック市場でも、前日終値近辺でもみ合いとなるなど方向感に乏しかった。為替市場で円高・ドル安が一服し、やや円安方向に振れるなか、個人投資家のセンチメントが改善した。後場に入ると、軽い低位株や個別に好材料のある銘柄中心に個人の値幅取りを狙った買いが入り、選別色が強まった。
市場からは、「売り物が少ない中、押し目買いが入った」との声が聞かれた。

ジャスダック市場の売買代金は概算で400億円、売買高は9961万株。
値上がり銘柄数は367、値下がり銘柄数は223となった。
 
個別では、ASIAN STARがストップ高となった。第一建設工業、日東ベスト、ULSグループ、トスネット、大谷工業など16銘柄は年初来高値を更新した。シンバイオ製薬、アルファクス・フード・システム、リプロセル、ファンドクリエーショングループ、イボキンが買われた。
 
一方、創通、銀座山形屋が年初来安値を更新した。フジタコーポレーション、サンオータス、アエリア、多摩川ホールディングス、岡本硝子が売られた。
 
 
 

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